国章は中華人民共和国主権の象徴とシンボルである。
中華人民共和国の国章図案は国旗、天安門、歯車、麦の稲穂をあらわし、五・四運動以降の新民主主義革命闘争と労働者階級が指導する労農同盟を基礎とする人民民主の新中国の誕生を象徴している。
1950年6月18日、中国人民政治協商会議第一期全国委員会第二回会議において中華人民共和国国章の図案および説明を採択し、同年9月20日、毛沢東主席は中華人民共和国国章の発表を命じた。中華人民共和国の国章は清華大学建築学科の梁思成、林徽因、李宗津、莫宗江、朱倡中らで構成されるデザイングループと中央美術学院の張仃、張光宇らのグループによってデザインされたものだ。
1991年3月2日、中華人民共和国第7回全国人民代表大会常務委員会第18回会議において『中華人民共和国国章法』が採択され、中華人民共和国主席が発表した主席令によって公布され、1991年10月1日より発効された。(殷、林)
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