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第十六話 晋察冀1938年秋季の反包囲攻撃を発表

2014-09-24 15:07:15     cri    

 【新華社北京9月9日】国家檔案局が9月9日『血を浴びて戦うーー中国の抗日戦争に関する檔案』第十六回:晋察冀1938年秋季の反包囲攻撃をその公式サイトに発表した。

 第十六回の説明によると、1938年9月下旬、日本軍は5万人を出動させ、五台、涞源、阜平などの地区で包囲攻撃を開始し、抗日の根拠地を分割し、晋察冀軍区の主力を探し出してせん滅するのを企てた。晋察冀軍区では人民大衆に頼り、堅壁清野(城壁の守りを堅くし,田野にあるものいっさいを除去して,敵を苦しめる戦術)を実行し、主力を機動の位置に隠し、有利な作戦の機会を選び、一部或いは部隊1つの敵を集中的にせん滅した。一部の主力がより多くの民兵遊撃隊と組み合わせ、狙撃、待ち伏せ、襲撃などの手段を講じ、各方面の敵軍を封じ込め、消耗させ、疲労させた。しかし日本軍は包囲攻撃作戦の中で、八路軍の主力と固定の陣地が見つからずにむだ足となり、また絶えず攻撃に遭ったため、なんと国際法に違反して大量の有毒ガスを撒き、10月4日のように我が軍に対して激しい砲撃を実行し、また毒ガス弾400発余りを発射して、我が軍の大隊5つが敵の毒ガス攻撃に遭った。11月7日までに、我が軍の反包囲攻撃作戦は基本的に終結した。48日間にわたる反包囲攻撃で、我が軍は大小の戦闘計136回を行い、晋察冀軍区は八路軍第120師部隊の協力のもとで、日本軍と傀儡軍5200人余りを殺傷し、長、短銃570丁、軽重機銃49丁、各種火砲10台やその他の軍用物資の一部を押収し、敵の晋察冀辺区への包囲攻撃や我が軍の主力と指導機関を消滅させる企みを粉砕し、晋察冀の抗日の根拠地を防衛し、同時に正面の戦場における武漢会戦の友軍と力強く連係した。

 今回の反包囲攻撃作戦の実行中、中国共産党第6期中央委員会第六回全体会議(六中全会)の議長団は晋察冀辺区の指導者と党・政・軍民に電報を送って励まし、「全体会議はみなさんがきっと一層団結一致して、全ての友党・友軍と連合し、敵の皆さんに対する包囲攻撃を勝利において粉砕し、そして皆さんの根拠地をより強固にし、拡大させることができると完全に信じています。」と指摘した。同時に「全体会議は辺区の党委員会が実行する堅固な統一戦線の方針に完全に賛同し、またこの方針のもとで、全党、全軍の努力により、晋察冀辺区が敵後方の模範的な抗日の根拠地、および統一戦線の模範区となるのを創造した。これは華北が抗日戦争において、すでにその重要な戦略的役割を果たし、また今後も続けてその重要な戦略的役割を尽くすだけでなく、皆さんの経験が全党、全国の抗戦においての最も価値のある手引きにもなる。」とも指摘した。

 新華網日本語より

 1938年9月23日、120師が晋察冀軍区で作戦行動を行う友軍と呼応して戦うよう朱徳と彭徳懐が劉伯承と徐向前などに送った電報(中央公文書館提供)


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