戦犯に各地を見学させたことは、新中国の戦犯改造における1つの壮挙といえよう。管理所は1956年から、戦犯たちに新中国の発展と変化を体感してもらうため、数回に分けて各地での見学団を組織した。1956年に、日本の戦犯は3回に分けて、ハルビンや長春、天津、北京、杭州、南京、武漢などの都市を見学した。新中国に起こった大きな変化をその目で見たほか、旧日本軍が中国人を虐殺し、大惨事を起した現場にも行き、日本侵略者の罪悪行為を訴える生存者の声を聴取した。このような見学を通じて、戦犯たちは強く心を動かされ、当時の侵略者が大惨事を起した場所で、土下座して謝罪し、涙を流して自分が起した罪悪行為を深く懺悔した。
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