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二、 戦犯に対する教育・思想改造

2014-08-29 12:41:24     cri    
 管理上では、戦犯の人格を尊重し、体罰を与えない。国際的な基準で戦犯を生活させる。戦犯の給食基準:尉官未満は毎月15元、尉官20元、将校クラス30元。一方、当時の戦犯管理所の職員の給食基準はわずか8元だった。1959年から1961年まで大飢饉の3年間も、戦犯たちの給食基準は変わらなかった。病気にかかった人は直ぐに治療し、歯の悪い人に義歯を入れ、近眼や老眼の人には眼鏡を作った。戦犯の武部六蔵は脳卒中になったが、医師・看護士による看病で、4年間床に伏しても、床ずれが1つもなく、非常に良好な精神状態を保っていた。審判の時には、武部六蔵は心から深く謝罪し、中国人職員の人道主義介護に感謝の意を示した。

 戦犯に各地を見学させたことは、新中国の戦犯改造における1つの壮挙といえよう。管理所は1956年から、戦犯たちに新中国の発展と変化を体感してもらうため、数回に分けて各地での見学団を組織した。1956年に、日本の戦犯は3回に分けて、ハルビンや長春、天津、北京、杭州、南京、武漢などの都市を見学した。新中国に起こった大きな変化をその目で見たほか、旧日本軍が中国人を虐殺し、大惨事を起した現場にも行き、日本侵略者の罪悪行為を訴える生存者の声を聴取した。このような見学を通じて、戦犯たちは強く心を動かされ、当時の侵略者が大惨事を起した場所で、土下座して謝罪し、涙を流して自分が起した罪悪行為を深く懺悔した。

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