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一時間目 土用丑の日、北京でおいしいウナギを探す

2014-07-29 20:41:09     cri    


担当:高橋恵子、王小燕

 7月29日はイスラム教では、ラマダーン明けの日です。北京ではムスリムが多く集まり住む「牛街」はモスクでの行事のため、交通規制が敷かれていました。また、今年の7月29日は土用の丑の日です。日本では、ウナギを食べる日としておなじみですが、最近は日本ウナギに続き欧州ウナギも絶滅危惧種になっている報道があり、気になるところです。

 そんな中、恵子アナはある日、「北京でもおいしいウナギが食べられるよ」という情報を小耳にはさみました。さっそく燕アナと2人で、話題のお店、日本人料理長が備長炭でウナギを焼く「一心屋」という店に取材に行ってきました。

 料理長の塚本誠さん(67歳)はウナギの産地として知られる三重県の生まれ。脱サラをして、豊田市で料理屋をやっていたところ妻が他界、その後子供たちの後押しもあり、中国人知人の誘いを受け入れ、還暦60歳にして中国に渡りました。

 「串打ち3年、さばき8年、焼き一生」という鰻道に入ること数十年。「昔の自分より、今の自分の方が焼くのが上手だと思う」、と修行の成果を自信たっぷりに話すシーンもありました。

 「別に日本の鰻文化を中国に広げたいという考えはない。ただ、おいしいウナギを焼いてお客様に食べていただきたい」

 日本にいる5人の孫の顔を見に、3か月に1度くらいの割合で一時帰国するそうですが、それ以外の時間は北京でおいしいウナギを焼くことに専念しています。

 ウナギに人生のエネルギーを一杯いただいたという料理長に、ウナギをおいしく焼くコツを聞いてみました。

 塚本さんの焼いたウナギの味ですか?もちろんいただいてみましたよ。白焼きに蒲焼。お味は?詳しくは「スペシャル・バスケット」をお聞きくださいませ。

 なお、「旬の話題」では期限切れ食肉事件が発覚した「上海福喜」にスポットを当てます。「福喜」とはどのような会社か、親会社であるアメリカ食品大手のOSIグループの中国での投資活動の現状などについて整理してみました。

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