中国国際放送局の主催で9月26日から１週間にわたり日本の東京で「現代中国・文化」をテーマにした交流イベントが開かれます。このイベントには多くの中日の著名な芸術家、経済界・政界の要人、主要メディアの参加も予定されています。

　今回の交流イベントのメインは、9月27日から10月1日にかけて東京港区の東京美術倶楽部で開催される「現代中国・国画展～写意画の巨匠―斉白石とその一門～」と題する中国書画篆刻芸術展です。

　この芸術展には、現代中国書画芸術界で最も影響力がある斉白石の実筆手紙、篆刻技術を弟子へ伝授するための作品と教材、作品写真、歴史資料の写真などが出展されます。また、斉白石の絵画と書道篆刻という２分野の技術を受け継ぐ弟子である――近代中国伝統絵画技術の「大写意」花鳥画第一人者の李苦禅と、著名な書道家・篆刻家の劉氷庵の作品と歴史資料の写真、そして、斉白石派の次世代を担う――中央公文書館館員の李燕の画、中国工芸美術協会象牙彫刻専門家委員会副主任委員の董必宏の画と象牙の彫刻作品、有名な書道家・篆刻家である劉鉄宝の書道作品と篆刻作品など、合わせて100点以上の作品が展示される予定です。

　今これらの巨匠たちの作品を通して、日本の人々に中国の奥深い伝統絵画技術「大写意」と斉白石派の高度な篆刻手法を紹介することを目的としています。また、より多くの日本の人々が中国の書画・篆刻芸術に触れ、中国文化と写意画に対する理解を深め、中日両国の芸術文化面の交流を促進し、アジア文化の共同発展を目的としています。