劉冰庵(1910年-1973年) 、かつて、中央美術学院、中央美術学院付属中学、民族学院で書道、篆刻を教えていた。その書法は、篆隶真行草、全てにおいて抜群であり、篆刻は、現代中国の篆刻様式をリードしている。また、彼が彫刻した竹扇骨と絵画は斉白石派のスタイルを表している。1954年、チェコスロバキア世界和平博覧会の為に、中国蘭州市で「世界の平和を守る」という印鑑を篆刻し、博覧会平和賞を受賞、国内外にその名を轟かせた。初めて世界で篆刻芸術の賞を受賞した中国人である。