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富永順太郎 供述書原文

2014-07-11 13:19:42     cri    

100ページ~185ページ

 富永順太郎の1955年2月から12月にかけての筆記供述によれば、1895年福島県生まれ。1926年から1931年2月まで、ハルビンの日本内務事務官石川銀三の事務所にて臨時嘱託として勤める。1939年6月以降は、華北交通株式会社第二交通課長、資業局次長、総裁室交通地誌室主事などを歴任した。

 重要な罪行として、以下のものが挙げられる:

 「私は1938年6月に資業局第二交通課長に転任しました」、「路警の名の下に旅客に対しては無論一般沿線住民に対しても数限りない不法行為が行われ、後来路警は全く人民の爪弾きを受けていた」。

 1941年12月以降、「当時私は在北京華北交通株式会社本社警務局所属中央特務班班長と兼務していました」、「第三国人特に交戦国たる英米仏国僑民に対する取締監視を厳重にしました」。「スパイ嫌疑濃厚なものは逮捕訊問し 其の内三、四名は前記日高機関に送附しました。その内一名は白俄人他は中国人でありました」。

 1943年10月、「日本人技術員を諜者として西北地域に潜入させ交通情報の蒐集を行いました」。

 1943年、「米式重爆B29用新基地を発見し日本軍に報告」。

 1944年、「京漢線南段鉄道旧工事計画を作製して、日本軍の河南侵略作戦に協力しました」。


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