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一時間目 W杯の日本代表、中孝介の北京ライブ

2014-06-17 20:06:01     cri    


W杯の日本代表、中孝介の北京ライブ

 担当:高橋恵子、王小燕

 中国の6月は月初めの大学受験に続いて、大学や大学院の卒業式のシーズンでもあります。高橋恵子アナは先日、北京大学初の「通訳翻訳コース」修士課程の卒業式に行ってきました。ハンカチで涙ならぬ、汗をぬぐうセレモニーで感じたことは?

 前半の「旬の話題」は夏にちなむ話題を2つご紹介します。

 まずは、サッカーのW杯関連です。日本代表はグループリーグ初戦で、コートジボワールに逆転負けしてしまいましたが、中国メディアでは日本サッカー協会の丁寧なプレスブックや選手たちの強い精神力、そして、試合終了後、雨にもかかわらずゴミを拾ってから退場した日本人応援団を高く評価していました。

 続いて、北京の大学キャンパスでの出来事です。学期末で受験勉強が忙しくなる中、この暑い夏を快適に過ごしたく、北京のある名門大学の学生は、寮部屋にエアコンを付けてくれるよう総長に訴えました。しかも替え歌で。これに対し、大学側の学生の要望への答えが同じく替え歌だったことが話題になっています。

 後半の「スペシャルバスケット」では、昨日(16日)北京のライブハウス「TANGO」で開かれた日本人歌手・中孝介のコンサートの模様をお伝えします。

 奄美大島出身の中孝介さんは中国では「島唄王子」として知られています。台湾の映画『海角七号(君思う、国境の南)』で歌った挿入歌「それぞれに」を皮切りに、中国の流行歌のリメークアルバムや、中国人のファンにも良く知られ歌われているオリジナル曲を多数リリースしています。

 上海に続いて、中国ツアーの2番目として開かれた昨日のライブには、600人のファンが駆けつけました。ライブでの挨拶は、ほぼすべて自力で中国語。オリジナルソングのほか、中国の人気歌謡曲を日本語でリメークしたり、中国語で歌ったりして、開演30分ほどで会場は大合唱が始まるなど大盛況でした。

 一体感のあるステージは中国人ファンから高く評価されています。「素朴だが、たいへん感情のこもった歌い方が心に沁みる」、「中日の政治関係はこじれたままだが、だからこそ、中孝介さんのような歌手の方たちにもっともっと歌を通して交流を進めてほしい」などの感想がありました。

 「中国ツアーのために、上海人の友達に中国語をレクチャしてもらったが、果たして伝わったかどうか」と不安そうな顔をしながらも、「中国に来る度にファンが増えているようで、とても嬉しい」と笑顔で答えました。

 中孝介さんを始め、観客の皆さんにもマイクを向けてみました。詳しくは番組をお聞きください。

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