会員登録

外交部、安倍首相の訪欧時の発言、誤った歴史観を露呈

2014-05-08 14:08:30     cri    

 外交部(外務省)の華春瑩報道官は6日の定例記者会見で、日本の安倍晋三首相の欧州訪問時の発言について「日本の指導者の誤った歴史観が改めて露呈しました。歴史などの問題における日本側の誤った言動が、日本と地域の国々との和解や協力に影響を与えている最大の障害だ」と表明しました。

 ――安倍首相が先日訪欧時のインタビューで、日本がドイツを真似て歴史問題で謝罪することはないと表明したことについて、コメントは。

 この発言によって、日本の指導者の誤った歴史観が改めて露呈し、彼が歴史を直視する誠意を欠くことも改めて明らかになりました。

 日本国内には日本軍国主義による対外侵略と植民地支配の歴史の否認さらには美化、日本ファシズムに対する極東国際軍事裁判の正義の審判の否定を企てる勢力が常にいます。日本の指導者は第2次大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を参拝しています。日本側は隣国との領土紛争でも挑発を続け、緊張をもたらしています。歴史などの問題における日本側の誤った言動が、日本と地域の国々との和解や協力に影響を与えている最大の障害です。

 日本の政府と指導者が侵略の歴史をしっかりと直視し、深く反省し、軍国主義と明確な一線を画すことが、戦後日本が隣国との関係を再建し、発展させるうえでの重要な政治的礎であり、中日国交正常化および中日間の4つの政治文書の原則と精神でもありました。中国側は日本側に対して、しっかりと歴史を鑑として未来に向かい、実際の行動によって過ちを正し、アジア隣国および国際社会の信頼を得るよう改めて促します。これこそが唯一の正しい道です。

 「人民網日本語版」より

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS