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4月8日 火曜日

2014-04-08 20:01:31     cri    

 1時間目【チャイナエクスプレス】(成都の桜便り、北京植物園の春)

 前半の「旬の話題」は「中国さくら便り~桜リポーター」の第3弾をお送りします。3週間前に始めたこの企画に昆明、武漢、南京、上海、天津、青島など各地から応募がありました。また、それに呼応するように、日本の所沢、東京、倉敷からもさくら便りが寄せられています。大勢の皆様の参加に心から感謝申し上げます。

 さて、ラジオでのシリーズ企画として、今週は最終回の放送となります(ウェブサイト上での企画は、今後も引き続き「中国さくら便り」ご覧ください。

 最終回にご紹介するのは成都外国語学校高等部2年9組の皆さんのリポートです。蜀の国として知られる成都は温暖な地で、今年は3月中旬ですでに桜が終わってしまったようですが、2年9組の皆さんは思い出の中の桜の花を報告してくれました。そんな中からピックアップしてご紹介してまいります。

 後半の「スペシャル・バスケット」では、高橋恵子アナが北京の西郊外にある植物園に行った見聞を紹介します。チューリップにライラック、桃、色とりどりの花が咲き誇っており、春爛漫です。なんと、ライラックの展示スペースには、20種類余りのライラックもあったようです。一体、どのような様子になっていたのか。清明節連休中の植物園からのリポートでお聞きください。

北京植物園の入り口

目ぬき通りの両側は花の海

チューリップを脇にシャッターを

第26回「桃の花祭り」が開催中

 2時間目【CRIインタビュー】(東洋大学・田中祐輔さん)     

 世界の日本語学習者は年々増える傾向にあり、その数は約400万人に達しているとも言われています。その中の105万人が中国にいると言われます。1949年の新中国建国以降の日本語教育の歩みには、どのような変化が見られたのか。また、日本語教育に使われる教科書の特徴は?時代の変遷に伴って、中国の日本語ブームにどのような変化が見られるのか。

 今回は、日中教育関係史、日本語教材史研究、日本語教材開発が専門の若手学者、東洋大学の田中祐輔さんにお話を伺います。

 父親の仕事の関係で、6~8歳を中国の大連で過ごしたという幼少時代の経験が、のちに現在の研究を始めた原点になる田中さん。日本語教師として中国の大学で教鞭をとっただけでなく、現役からすでに退いたベテラン日本語教師への聞き取り調査をコツコツと続け、綿密な研究を続けてきました。

 日本語学習者の動機や興味を持つ点、または日本語教科書そのものの変化からどのような中日交流の現状が見えるのか、詳しくは、どうぞ番組をお聞きください。

 田中祐輔(たなか ゆうすけ)さん

 1983年、神奈川県生まれ。

 日中交流事業の一貫として、高校国語教諭の父が、1989年から1991年まで大連外国語学院に派遣され、幼少期(6〜8歳)を中国大連市で過ごす。

 中国大連市中山区第一幼稚園、中山区解放小学校を経て筑波大学日本語・日本文化学類卒業。

 早稲田大学大学院日本語教育研究科修了(博士)。専門は日中教育関係史、日本語教材史研究、日本語教材開発。

 【職歴】

 復旦大学日本語学科外国人専任講師(2009年〜2011年)、日本学術振興会特別研究員(2011年度〜2012年度)、

 早稲田大学国際学術院助手を経て、現在、東洋大学国際センター専任講師。

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