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ボアオ・アジア・フォーラム記者日記1ーー海からの風が吹く美しいボアオ

2014-04-07 16:34:58     cri    

(2014年4月6日 北京晴れ ボアオ雨のち曇り)

 北京から海南島のボアオまでは、相当遠い。

 CRI記者団一行は、午後零時30分北京発の航空便に搭乗し、およそ4時間の飛行を経て(北京から東京の成田空港までよりもやや長い気がする)、午後4時30分頃、ようやく海口の美蘭空港に到着しました。

 現地の気温は22度。海からの風が吹き、雨上がりのせいか、ちょっとじめじめしています。しかし、出発前からスマホで調べた現地の最高気温が30度を超えるというよりは、いささか肌寒い感もします。

 海口からボアオまでは、105キロ離れています。空港からバスに乗って、これも、またずいぶん時間がかかりました。1時間半以上経て、みんなで初日泊まるホテル、瓊海市にある天福源ホテルに着きました(明日、別のホテルに移動する)。時刻は午後6時半過ぎです。

 バスの途中で見た感想ですが、まずは、高速道路の道横には、所々、ボアオ・アジア・フォーラムの大型屋外看板や懸垂幕が見かけられ、ボアオ・アジア・フォーラムの開催ムードを演出しています。2001年に設立されてから、2002年から毎年この頃に開催されるボアオ・フォーラムが現地にとって総力を挙げて行う一大イベントであることが窺えます。

 また、新緑が芽生え始める北京と比べ、こちらはやはり亜熱帯気候だけに、一面に緑が広がっています。そして、春らしい薄い緑と、常緑樹のやや濃い緑が交わっていて、たまに野原に可憐に咲く草花が彩っていて、そのグラデーションが素朴でありながら、絶妙なものです。

 バスの途中で、車窓から眺めた感じでは、地元の農産物は、野菜や果物、苗木の栽培などが主力となっているようです。ホテルに着いて、「百度」で検索してみれば、これが合っています。やはり、亜熱帯気候を利用して、このような種類の農産物を栽培してのほうが、単価が割高で、売れ行きもいいかもしれません。

 高速道路の両側には、田畑のほかに、草原が広がっています。その草原には、時々、馬や牛が悠々と草を食べているのです。北から来た私が興味津々に見たのは、その牛たちです。お腹が大きくて、本当に肥えています。皮膚の色が青めで、水牛だと思いますが、なぜか、「青牛」と呼んだ方が、もっとカッコ良くて、牛の特徴をより伝えると勝手に決めつけました。

 ボアオ・アジア・フォーラムの開催地、ボアオ(博鰲)は、海南島東海岸の瓊海市に位置する鎮クラスの行政単位です。何でも、博鰲という言葉の構造と言いますと、「広い、多い」という意味の"博"は、「大きなスッポン」という意味の"鰲"の体言修飾語なんです。すなわち、大きくて脂がつくおいしい魚がいっぱい捕れるという意味です。小さな漁村だったボアオにとって、まさに漁師たちの期待を込めた相応しい名前だなあと思います。

 地元には温泉もあると言われます。初日に泊まったこの天福源ホテムも、「温泉」をセールスポイントとしています。夜の気温が22度ぐらい、半袖を着ると少し寒い気がしますが、ホテルのプールには、子供たちが水泳をしています。温泉なので、寒くはないのでしょうか?

 こう思いつつ、筆を置きます。明日、また、ボアオからご報告します。(文章:ZHL)

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