「文匯報」の撮影記者陳龍さん
日本語部のミニブログに「CRI貴方物語」というコラムがあり、今回、「両会議の取材記者」という特集を企画しました。「文匯報」の撮影記者陳龍さんは初めて「両会議」の取材を任せられた私にとても優しく、人民大会堂の前で取材を受けてくれました。その後、7日の文芸界グループディスカッション会場(北京国際飯店)と今日閉幕後の天安門広場で2回会いました。何千人もの記者の中でもともと知らなかった人と3回も出会うなんてなんだか不思議だと思いませんか?
全国政協委員、香港漢栄書局の石漢基社長
印象深い人がもう1人います。7日の会議後、会場から出てきた私は、「バッグのチャックが閉まってないよ」とあまり上手ではない標準語で注意されました。全国政協委員・香港漢栄書局の石漢基社長でした。「ありがとう!」と返事するなり、私はすぐ録音機を取り出し、「質問してもよろしいですか?」と取材を申し出ました。「いいよ」彼は快く応じてくれました。下を向き、記者のカメラや録音機を避けるようにあたふたと歩く他の委員とずいぶん違います。石漢基さんはなんと優しい人でしょう!
人民大会堂で忘れがたい思い出を残した筆者
初めての「両会議取材」が終わりました。人民大会堂に入ったときの興奮、狙っていた対象の取材ができた時の嬉しさ、取材を断られたときの悔しさ、夜、家に帰った時の疲労感など、本当に感慨無量です。すべてが貴重な経験になりました。体の疲れはまだ取れていませんが、また次の取材を楽しみにしていきます。(陳博)
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