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【二時間目】中国の旅DX・峨眉山

2013-08-30 18:22:19     cri    

四川省の世界自然・文化遺産、峨眉山

 峨眉山は、中国西部四川省中南部に位置し、最高峰の万仏頂は海抜3099メートルです。素晴らしい自然風景があることから、内外によく知られ、その美しい自然景観と悠久な歴史的文化は、溶け合い「峨眉天下秀」と讃えられています。

 峨眉山は、浙江省の普陀山、安徽省の九華山、山西省の五台山と並ぶ中国四大仏教名山の一つで、今からおよそ1800年以上前の後漢時代から、仏教寺院が建立されました。同じく四川省にある、8世紀から9世紀にかけてつくられた楽山大仏も有名です。この峨眉山と楽山大仏は1996年に、あわせて世界文化・自然複合遺産に登録されました。

 峨眉山は高い山々が連なり、その姿があたかも美人の眉のように、美しい弧を描いているため、この名がつきました。

 1996年に世界文化・自然複合遺産に登録された峨眉山は、四川省の中心省都である、成都の南西約160キロ、峨眉山市の南西7キロのところに位置しています。成都市からの距離は156キロ、バスで約2時間かかります。晋の時代から中国四大仏教名山の一つとしてその名が知られています。峨眉山の最高峰万仏頂の海抜は3099メートル、2番目高い峰・金頂の海抜は3077メートルで雄大で壮美な仏教聖山景色を成しています。峨眉山はキョウライ邛崃山脈に属し、群峰の数は合わせて72峰を超えているそうです。

 唐代の詩人・李白のような歴代の有名な詩人などが絶えず峨眉山を参拝に訪れ、たくさんの名句を遺しました。こうして峨眉山はより一層有名になったのです。

 前漢時代、峨眉山にはまだ道教のお寺しかなかったのですが、3世紀半ば、インドからの仏教修行者が峨眉山に修行のためにやってきたので、峨眉山に初めて仏教のお寺が作られました。420年(東晋時代)、新しく訳された仏教経典・華厳経では峨眉山を普賢菩薩の修行山としました。その後、仏教のお寺がどんどん峨眉山で造られるようになりました。唐の時代が終わり、宋の時代には峨眉山の道教は衰えはじめ、その代わりに仏教のお寺が盛んに造られるようになったのです。このとき峨眉山は仏教発展の頂点を迎えました。一番仏教が盛んだった時には、峨眉山には151箇所の仏教のお寺があったそうです。980年の北宋時代、宋太宗の命令で高さ7、85メートル、重さ62トンの普賢菩薩銅像が造られ、万年寺に安置されました。それがきっかけで峨眉山が正式に普賢菩薩の修行道場と認められました。峨眉山も五台山、普陀山と九華山と一緒に中国四大仏教名山になりました。

 現在峨眉山に、仏教のお寺が20ヵ所ほど残っています。有名なのは山の麓から頂上まで点在する報国寺、伏虎寺、万年寺、洗象池、華蔵寺などです。これは峨眉山を登る典型的な観光コースにもなっています……

 楽山は、峨眉山から約30キロ離れた場所に位置し、峨眉山と共に世界文化・自然複合遺産に登録された楽山大仏は大渡河、青衣江が交わり、岷江となる凌雲山の麓にある栖鸞峰の岩壁に彫られた世界最大の石仏です。

 岷江の水害を大仏の力で治めてもらおうという願いから、海通という僧が民衆の布施を元手に寺院や凌雲寺に隣接する崖に石像を彫ったそうです。

 成都から約130キロ離れた楽山市の郊外にあります。大仏全体の高さは71メートル、肩幅28メートル、頭部の長さ14.7メートル、頭部の直径10メートル、首の長さ3メートル、耳の長さ7メートルで、耳の中はとても広く、大人2人が並んで立てるほどです。そのほか、手の指が8.3メートル、足の長さ11メートル、幅が8.5メートルあり、足の甲には100人ぐらいが座れるそうです。唐の時代、完成まで90年の歳月を費やした巨大な石仏は、全体を見渡すには楽山港から出る船に乗らなければならないほどです。この巨大な仏像は完成して現在まで、世界一の座を保ち続けています。また、対岸から、凌雲山と烏尤山を臨めば、その姿が横になっている大仏、涅槃仏のように見えるのもとてもユニークです。

 皆様、お時間があれば、是非、四川省の文化、自然複合遺産である峨眉山と楽山大仏にお越しください。

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