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一時間目 「チャイナエクスプレス」(北京五輪から5周年など)

2013-08-13 20:50:58     cri    

 

 担当:王小燕、大野清司、王穎穎

 北京五輪の開催からまる5年が過ぎました。先日、取材がてら5年ぶりに北京五輪の競技に使われたスタジアムの中に入ってみました。事後利用の最も成功した例と言われる水泳競技場・水立方の中は、大にぎわいでした。

 練習用プールが水をモチーフにした遊園地=ウォーターランドに改造され、文字通りのイモ洗い状態でびっくり仰天しました。

 一方、水立方のある北京オリンピック公園は広大な敷地に多くのスタジアムが密集しており、利用の仕方もまちまち。あまりうまく活用されていない施設もありますし、本当の意味で、市民にとって馴染みやすく利用しやすい場所になるにはまだ時間がかかるようです。しかし、月日が重なるにつれ、地に足のついた施設に向けて、変貌を遂げつつあることも事実です。

 さて、今週の番組のメニューです。

 前半のトピックス:

 ① 北京五輪開会式の花火を演出した蔡国强氏、ブラジルで初の個展

 ② 北京五輪から5年 北京各地で40回あまりの記念イベント

 ③ 日本東北被災地の子ども絵画展、水立方で開催中

 後半の【キーワードチャイナ】では、北京の公衆トイレ革命にスポットを当てます。

 北京市は五輪誘致に成功してから、3年かけて3500か所の公衆トイレを改造したほか、新規に500か所を整備しました。五輪を目指してスタートした公衆トイレ革命ですが、現在もなお続いています。北京市は先日、市街地6区にある汲み取り式公衆トイレ百カ所を水洗に改造すると発表しました。

 現在12000カ所あまりある北京の公衆トイレのうち、約1000カ所はまだ水洗式ではありませんが、今後、2年かけて改修工事を続けていくということです。

 一方、公衆トイレのにおいを消すための初の消臭会社が先日北京で発足しました。最近、公衆トイレの管理には1平米あたりのハエの数や、臭気判定士という新しい資格の導入など新しい動きが見えました。清潔さのみならず、匂いにまでこだわるようになった北京の公衆トイレ。中国人の暮らしそのものへのこだわりの変化が垣間見えるとも言えます。(Yan)

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