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【二時間目】中国の旅DX・世界遺産の中国道教の名山、武当山

2013-08-02 16:23:49     cri    


 武当山は「太和山」とも呼ばれ、中国湖北省北部の十堰市に位置します。丹江口ダムに面しており、背後には神農架森林エリアを控え、漢代以来の道教の聖地です。昔から道士(道教の修行者)たちの修行の場となっていました。1994年には世界遺産にも登録されました。漢方薬と拳法の中心地で、中国武術である「武当拳」の発祥地としても知られています。

 武当山脈は、西を秦嶺山脈、南を神農架に囲まれています。この山は湖北省の丹江口に位置しており、武漢からも近いです。ここには72の峰、36の崖、24の渓谷があります。主峰は天柱峰で高さ1612メートル、霞のかかった山々に囲まれた壮絶な景色が広がっています。険しい山に見えますが、武当山は自然の美しさや見事な建築物、道教と深く結びついた長い歴史や文化が残る場所です。

 武当山に残っている建築はどれも素晴らしく、山頂の険しいところにも、見事な塔や尼寺、拝殿、洞穴寺院がつくられていて、何世紀もの間、巡礼者や観光客を魅了してきました。

 五龍宮は武当山で一番古い道観で、7世紀頃に建てられたものです。この寺院のほかに、72の寺院、39の橋、36の尼寺、12のあずまやがあります。どの建物も、唐、宋、元、明、清、それぞれの時代の最高の建築様式を用いて建てられています。

 これらの建物は唐の時代に造営され、宋、元の時代に拡張されました。武当山の特徴的な建築物が現れたのは明の時代です。この時代、武当山は道教の中心的な山として拡張が進んでいて、急速に工事が行われていました。最盛期を迎えたのは、1403年に、朱棣帝が即位したころです。

 朱棣帝は明の時代の初代皇帝、朱元璋の4番目の息子ですが、世継ぎの決定を無視し自らを皇帝と宣言しました。彼は王座を奪ったことを正当化するために、自分は神に指名されて皇帝になったと人々に説明しました。皇帝に即位できたのは武当山に祀られている道教の神"真武大帝"のおかげだと考え、感謝の印としてたくさんの寺院を造営しました。もちろんこれには、宮廷内に自分の権威を示すという目的もあったのです。無敵の戦士としても知られる真武大帝に捧げるため、北京の紫禁城同様、武当山の寺院の造営にも大きな力を注ぎました。

 建物はすべて道教の建築様式でつくられ、部屋数は8千ほどあります。各地から労働者、設計者などが動員されました。古い建物は修復され、30万人の労働者により12年かけて新しい建物がつくられました。金殿、太和宮、南岩宮、紫霄宮、遇真宮、これらはすべてこの時に建てられたものです。

 どの建物も建設方法から建築資材まで細かく設定し、植物や木々、泉、岩肌、自然の景色に溶け込んだ美しい建物が完成しました。自然との調和によって、道教の教えを形にしたのです。

 こうして武当山は道教の名山と言われるようになり、国内で最大の信者をかかえる山として、中国全土で讃えられました。今日では偉大な建築物の業績が表彰されるとともに、1994年にユネスコの世界遺産に登録されました……

 旅行に役立つアドバイス

 春、夏、秋は、武当山を訪れる一番いい季節です。山の海抜1200メートルから1600メートルの部分は、年間平均気温が8.5度で、海抜750メートルから1200メートルの部分は、年間平均気温が12度、海抜750メートル以下から麓までは年間平均気温が15.9度です。夜になると山頂は寒くなるので、十分な服装を準備すること。

 山の上で宿泊することもできますが、近くの町に泊まった方がいいです。主峰から25km離れたところに武当鎮と呼ばれる町があるので、そこに宿泊することもできます。

 4月上旬と10月上旬、武当山の漢江という河でドラゴンボートのレースが行われます。毎年10月には"武当国際観光祭"が行われます。開催期間は1週間で、武当武術の実演や写真の展示会、書道や絵画の展示会があります。

 武当山は広大な面積に広がっているので、2、3日かけて観光する人が多いです。まず1日目に山の麓を見学します。2日目は歩くかケーブルカーを利用して山頂に登って1日探索するのがお勧めです。

 アクセス方法:

 北京や上海などの都市から、武当山近くの空港、武漢航空か、襄陽空港を利用します。現地の空港からバスで武当山観光地にいくことができます。

 列車は便利です。北京、上海、広州などの都市の駅から、武当山までの直通列車が走ります。                                                 

 3つのお勧め観光スポット

 金殿:

 「金殿」は、海抜1621メートルの「天柱峰」の頂上にあって、一見すると木造建築のような構造ですが、瓦、垂木から梁、門にいたるまで、すべて銅を鋳造し、組み立てたものです。重さは80トンを超えるそうです。明時代の職人技が光る武当山を代表する道教建築で、ここからの日の出、夕景はまさしく絶景です。

 紫霄殿

 武当山宮殿の代表的な木造建築といえば「紫霄殿」です。北宋の宣和年間(1119~1125年)に建造が始まった「紫霄宮」は、明の永楽11年と嘉靖31年(1552年)の再建・増築によって現在の様子になりました。今日の武当山の中で、規模がもっとも大きく、保存状態がもっとも良い建築群です。

 太和宮

 武当山の主峰は標高1612メートルの天柱峰で、「太和宮」はこの頂上にあります。敷地面積は8万平方メートル、正殿、転運殿、紫金城、金殿など20あまりの建造物が現存しています。

 観光料金

 成人料金が1人で243元、入園料、観光バス料理金と保険金が含まれています。

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