皇城相府はかつて清代の康熙帝を半世紀に渡って補佐した当時の名相である陳廷敬の邸宅です。陳廷敬は康熙帝時代の文淵閣大学士兼吏部尚書であり康熙帝の先生でもあり、また『康熙辞典』の総閲官などを務めました。
皇城相府は山の形に沿って作られ、その面積は凡そ10万平方メートルとなっています。数多い楼閣庭園は層をなして秩序があります。特に御書楼は壮大で極彩色の美に輝いています。古い城壁は雄大で、石の碑坊は気勢があります。皇城相府は官邸と文人の旧居の特徴を同時に持つだけでなく、地方民居の特徴も有する。明、清の時代の古い砦の建築群であり、清の時代の北方最大の文化人一族の屋敷でもあります。完璧に保存されている珍しい存在のこの皇城相府は規模が大きく、理想的な観光地として毎日大勢の観光客を迎えています。
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