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4月20日 中日文化交流を胸に

2013-04-24 11:06:40     cri    

 中国の茶文化の取材もそろそろ終わり。中国ブランドの銘茶、径山茶の生産工場を営む李水富社長とのお別れです。径山茶の豊かな香りと上品な味の秘密を垣間見た3日間でした。夕食には地域の代表者や李社長の息子さんも駆けつけ、中日の地道な交流が生んだ径山寺の復興や今後の交流への意気込みなど、茶文化談義に花が咲きました。国が違えども言葉は通じなくとも学び合うことの大切さを改めて感じさせてくれ、私の心のジクソーパズルをまた1つ、うめてくれました。

  翌日は"全民飲茶日"。この日を記念した2回目の大会が杭州市内で開かれました。会場では茶の都杭州を代表する様々なお茶が振る舞われたほか、ステージではお茶をテーマにしたファッションショーなどが披露され、多くの観客を魅了しました。

 一週間という駆け足で中国、杭州、径山のお茶の歴史や文化を学び、実際の生産を体験した私にご褒美があるということでステージへ。なんと、お茶をテーマにしたデザインされた"茶服"をプレゼントされました。落ち着いた雰囲気の漂う服で、お茶文化とは無縁だった私も仲間に入れてもらった感じでうれしく思いました。私にとって思いがけない誕生日プレゼントでもあります。急遽、御礼に日本のTシャツを差し上げました。

 ステージには仕事で来られなかった李社長の代わりに、息子さん親子が駆けつけてくれました。「これからは親戚、いつでも来て下さいね」と小さなパネルに入った「茶親証」をいただきました。「早く言葉を覚えて、また訪ねます」と約束です。日本からの客で3日間も居たのは私だけだそうです。茶の香りと、新鮮なタケノコ料理を思い出すと、来年の茶摘みの時期にはまた、言葉に甘えようかな、と。


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