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蛇に関する観光地

2013-02-01 15:40:29     cri    

徳宗温泉:薬蛇と共に入浴

 徳宗温泉は蓮花生大師によって開かれた、チベットの四大温泉の一つです。天気のよい日に、湯の色は白、黄、赤と変わります。人の体に対する薬効は湯の色によって違います。

 徳宗温泉は人の腰の辺りまでで、深くなく、底とまわりの塀は全部石で、自然の原野の雰囲気に溢れています。冬には空から舞う雪や風に乗って飛んくる雪を見ながら、温泉に浸かることが出来、日本の露天風呂の風情もあります。いや、海抜4000メートル以上のチベットで、七色の経幡が雪の中で揺れている絶景の中で温泉に浸かるなんて、日本の露天風呂とは、又違った風情がありそうです。

 気温が上がると、湯の中や周りの塀にたくさんの薬蛇が出てきます。薬蛇は湯の治療効果を向上させますが、数千年に渡って一度も人間に危害を加えたことはありません。

蛇山:大蛇の形

 武漢市武昌区にある蛇山は、武漢市で名所旧跡の多い三山の1つになっています。またの名を黄鵠山とも言います。曲がりくねって続く様子が蛇のようで、漢陽の亀山と長江を隔てて対峙し、古代は軍事要所でもありました。蛇山に最初に城、夏口城が築かれたのは三国時代、呉の黄武2年(西暦223年)でした。また西晋の太康元年(西暦280年)には県が成立しました。王朝の交代に伴い、夏口城は何度も増築されました。署寺宮祠のほか、よく知られている黄鶴楼、白雲楼、八極楼、静春台、奇章台、斗老閣、留雲閣、西爽亭、仙棗亭、石照亭、圧雲亭、一覧亭など20あまりの有名な楼閣が蛇山に建てられています。

 歴代の名人、例えば崔顥、孟浩然、李白、白居易、賈島、王維、範成大、陸遊、陳孚、楊慎、張居正、潘豊などは、蛇山に登り、楼閣で歌を詠み、詩を作りました。現存する旧跡は黄鶴楼、勝象宝塔、陳友諒墓、岳武穆遺像亭、抱氷堂、涌月台など。また近年に修復された南楼(白雲楼)や多くの貴重な石碑も残っています。

岳麓山蟒蛇洞:蟒蛇が患に

 蟒蛇洞は湖南省長沙市岳麓山の禹王碑北側にある谷間に位置します。宋の祥符時代(西暦1008年~1016年)に、張抱黄という道士が岩下で修行を積んで昇天し、仙人になった後、その洞は蟒蛇に蟠踞されたという伝説から、「蟒蛇洞」と呼ばれるようになりました。

 蟒蛇洞が知られるようになり名所になったのは、もう一つの物語があるからです。伝説の蟒蛇は修練し、千年かけて妖怪となり、毎年7月15日には、地元の人を洞まで誘い出し、食べていたのです。蟒蛇は見開いた目を提灯にし、美しい音を呟きながら、舌を橋にして湘江東側の白鶴観まで架け、人を惑わせました。当時、荊江二州刺使の陶侃氏はこれは妖怪の祟りだと疑い、洞に向かって、矢を一本射ました。その後、洞へ行ってみると、一匹の巨大な蟒蛇の死骸が見つかりました。こうして、妖怪は滅び、町には平和が戻りました。人々は陶侃氏に感謝の意を表すため、彼が矢を射た場所を「射蟒台」と名づけました。

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