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巳(蛇)に関する伝説

2013-02-01 15:40:39     cri    

 昔々、蛇と蛙は友達でした。その時、蛇は四本の足がありましたが、蛙は足がありませんでした。蛇は怠け者で、何もやりませんでした。一方、蛙はとても勤勉で蛇に虫を捕まえてあげるだけでなく、人間の手伝いをして害虫を捕まえたりしました。ですから、人間は、もちろん蛇が嫌いになって、蛙が好きになりました。

 蛇は人間に嫌われたことに気づき、人間を憎み始めました。人間に会えば、人間に噛み付き、家畜に会えば家畜を食べ、人間界を騒がせました。土地神はそれを見て、天宮に蛇の悪行を訴えました。すると、玉皇大帝は蛇を召し、悪を改め善に従うよう勧めましたが、蛇はそれを聞かずに、相変わらず悪行を続けました。玉皇大帝は激怒し、神兵に命令し、人間界を守るために蛇の足を切りました。また、蛙の人間に対する功労に報いるため、切られた蛇の足を蛙にあげました。

 蛙は足をもらい、より勤勉になりました。こうして、やっと蛇は自分の過ちを悔いて、自分のことを変えようと決心し、害虫を食べ始め、長い長い体を引きずって、密かに人間の手伝いを始めました。また、龍と治水を学び、死後も自分の体を薬として人間にあげて人間を助けました。玉皇大帝はそれを見て、蛇を龍の後の干支にしました。

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