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廟会(縁日)>>

2013-01-30 15:00:08     cri    
 廟会(縁日)は北京で「春節」を過ごす際、欠かすことのできないイベントです。「廟市」とも呼ばれ、古くから受け継がれてきた年越しの習慣です。清末期、民国初期の廟会(縁日)の開催日に基づくと、毎月の1日、2日、9日、10日は隆福寺で、3日は土地廟、5日、6日は白塔寺、7日、8日は護国寺で催されました。さらに、「春節」の元日には東岳廟と大鐘寺で、2日には福神廟、17日、18日には白雲観で、3月3日には蟠桃宮で開かれるなど、ほぼ毎日廟会(縁日)があり、同じ日に数箇所で行われることもありました。

 北京の廟会(縁日)はこれほど広がっているのは社会的な需要を満たすためでもあります。廟会(縁日)の発展は寺の宗教活動と関わりがあります。最初は、お寺の縁日や祝日などに開催され、付属的なものとして商店なども出されていました。しかし、その後、月日が経つにつれて、廟会(縁日)は一般民衆が商品を売買する場所となりました。

 現在の北京廟会(縁日)では多種多様な日用品があり、価額も安いため、年末になると年越しの品や生活必需品を買い求める人々で溢れかえります。また、商品の売買だけではなく、獅子舞やヤンコ踊りなどさまざまな伝統行事も催されます。このような伝統行事を見ながらの買い物というのは、また普段とは一味違った趣があります。

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