報告では、政治体制改革は中国の全面的な改革にとって重要な意義があると強調し、新味のある具体的な措置を打ち出し、「最優先の任務は、人民が人民代表大会を通じて国家権力を行使することだ」と指摘し、特に、末端組織の人民代表の比率を増やすことを強調しています。
これについて、胡総書記は「末端組織の人民代表、特に労働者、農民、知識人代表の比率を増やし、党と政府の幹部代表の比率を減らしていく。また、人民代表大会に代表連絡機構を設置し、代表と民衆との連絡制度を整備していく」と述べました。
また、報告は「中国共産党は民主党派との政治的な協商を強化し、この政治協商を政策決定に向けた手続きに取り入れ、政策決定の前または決定中に協商することを堅持し、民主的な協商の実効性を強めていく」と指摘した上で、「中国共産党は憲法と法の範囲内で活動しなければならない」と強調しています。
これについて胡総書記は「いかなる組織と個人も憲法と法を超える特権を有してはならない。言葉を以って法に取って代えたり、権力を以って法を押さえたり、私利に惑わされて法を犯すことを絶対許さない」と述べました。
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