この報告は「今後、中国は経済体制改革を全般的に深化させ、革新によって発展を促進する戦略を実施し、経済構造の戦略的調整を推進し、都市部と農村部の発展一体化を推し進め、開放型経済のレベルを全面的に向上させていく」としています。

　これについて胡総書記は「内需拡大という戦略的な基点をしっかりと把握し、消費需要を拡大する長期的なメカニズムを構築し、国内市場の規模を拡大していく。実体経済を発展するといった強固な基盤をしっかりと把握し、実体経済の発展により有利な政策と措置を実行し、戦略的な新興産業と先進的製造業の健全たる発展を推し進め、伝統産業の転換と昇格を加速し、サービス業、特に現代サービス業の発展を推進していく」と強調しました。

　報告は「中国は経済発展の中で、市場規律をより尊重し、より多くの国有資本を国の安全と国民経済の命脈にかかわる重要な産業と重要な分野に投入させていく。非公有制経済の発展を奨励、支持、引率し、あらゆる所有制経済が法に基づいて生産要素を使い、市場競争に公平に参与し、法の保護を同等に受けることを確保していく。国はまた、強農・恵農・富農（農業の強化、農民への実益、農民の富裕化）政策を強化し、外資利用の総合的優勢と全体的な効率を向上させていく」としています。