年に一度の中秋節がもうそろそろです(今年は9月30日)。中秋節は春節に次ぐ重要な祝日です。中国には、伝統的な祭日にゆかりのある食べ物がたくさんあります。たとえば元宵節の元宵、端午節のちまき、重陽節のむし餅などで、中秋節は月餅です。北京で月餅を買うなら、稲香村食品舗をぜひおすすめします。
北京稲香村食品舗の第一号店は、前門外観音寺に創設されました。現在の前門大柵欄西街東口です。清代の末年に南京出身の郭宝生が開いた店で、100年以上の歴史を持つ老舗です。
稲香村は店の裏手に工場を持ち、中国南部の風味を持つ商品を作り出しています。稲香村の食品加工工場は3度拡張され、今では1200平方メートルの製造所と12カ所の営業部を有し、10系列400種あまりの食品を生産しています。
お菓子、月餅、餅入り団子、ちまき、醤油漬け肉、魚の燻製、甘酒などの製品があります。中国焙烤協会は、稲香村の月餅を「中国名品月餅」と評しました。サンプル調査によりますと、良質な月餅を製造している全国23社のうち、稲香村は1位でした。北京観光のお土産にも是非、稲香村のお菓子をどうぞ!
さて、今年の北京の中秋節で目新しいのは、焼きたての月餅です。稲香村で今年新発売された焼きたて月餅は、10日もたたないうちに6万個も売れているそうです。
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