中秋節は月の祭りとして知られ、春節、元宵節、端午節と並ぶ中国の伝統的な祭りの一つです。旧暦の8月15日に当たる9月30日が今年の中秋節です。月の祭りと呼ばれるのは、この日の満月が一年で一番美しいからです。丸い月は中国で「団欒」を意味します。昔から農家では、出稼ぎに出た人々がこの日故郷に戻り、庭に置いたテーブルに収穫した果物、穀物、月餅を供え、家族と共に月餅(げっぺい)を食べながら月見をするという習慣があります。
都市に住む現代の人々は、自宅のベランダで月見をする人が多いでしょう。一般的には上司や取り引き先へきれいに飾った月餅を贈ったり、または故郷の親戚や知り合いに電話で祝福の挨拶をしたりします。最近では、携帯電話で祝福のメッセージを送る方法が流行っています。それでは、北京にあるお月見の名所をいくつかご紹介します。
・古観象台
北京市内のお月見の名所、古観象台では、天体望遠鏡で月の表面を観察することができます。
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