「籌海図編」(1562)は釣魚島などの島を「沿海山砂図」に収録
中国の明代に東南沿海の防衛を務めた胡宗憲と地理学者の鄭若曽が1562年に著した「籌海図編」は、釣魚島などの島を「沿海山砂図」に収録し、中国の領土として沿海の防衛範囲に入れています。これは、中国が釣魚島を管理していたことを示す早い時期の記録のひとつです。また、鄭舜功が1555年に著した「日本一鑑」は、中国が地理的に釣魚島を台湾の附属島として認定したことを記録しています。さらに、茅元儀が著した「武備志」、施永図が著した「武備秘書」も、中国が釣魚島を海軍の防衛範囲に入れたことを記録しており、明は引き続き釣魚島を管理していたことを表しています。(牟 高橋) 暮らし・経済へ
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