広大な青海省は高原、雪山、川、盆地、草原、砂漠、峡谷、盆地など、様々な美しい自然から成る。

　唐代の詩人・李白は「君不見黄河之水天上来 （君見ずや 黄河の水 天上より来るを）」との詩を残しているが、この天上とはまさにここ青海を指す。黄河、揚子江、そして瀾滄江の源はすべて青海省内にあり、三江源と呼ばれている。

　青海省を東西に分ける昆侖山は、「万山の祖」とされ、古代で世界の果てと思われていた。寒流や砂嵐から住民を守っている。

　アムニェ・マチェン山脈の最高海抜は6282メートル。四大神山の一つとされ、チベット族の崇拝の対象となっている。

　青海湖は中国最大の湖。壮大な自然が広がる。人気の観光スポットでもある。

　（文責：李軼豪）