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40年を振り返って――国民交流友好年編

2012-07-11 17:16:57     cri    

 時代がどう変わろうと、中国と日本の国民の交流は止まることなく、今日まで続いています。国交正常化40周年を迎えるにあたり、国民同士の交流や相互理解をさらに深めようと、両国政府は2012年を「中日国民交流友好年」と定めました。

 「中日国民交流友好年」の開催は昨年末、日本の野田佳彦首相が中国を訪問した際、温家宝首相との会談で合意したものです。「新たな出会い、心の絆」をキャッチフレーズに、親善大使には俳優の関口知宏さんと女性アイドルグループAKB48が任命されています。「国民交流友好年」の記念イベントは、青少年の交流、地方間交流、文化・スポーツ交流、草の根交流、観光交流、経済交流、被災地支援の7分野が重点となっています。

 その幕開けとして、今年2月16日、北京で中日国民交流友好年の開幕式が行われました。同じ日、「元気な日本」展示会も始まり、会場には日本の伝統芸能や日本料理、観光地などの情報を紹介するブースが設けられ、日本の魅力と元気をアピールしました。

 

 CRI・中国国際放送局も中日国民交流友好年の記念イベントに取り組んでいます。CRIと北京語言大学が共同で主催した第1回全国日本語アナウンス・通訳コンテストの決勝大会が6月10日、北京で開催されました。参加した全国31の大学から選ばれた15人が出場し、日本語ニュース原稿の朗読や通訳、現場リポートにチャレンジしました。日本語専攻の中国人学生や日本人留学生が数多く観戦したほか、中日両国の複数のマスコミも報道しました。

 これからの記念活動として、まず青少年の交流については、今年7月、中国の小中学生代表団が日本を訪問します。そして8月中旬には、中日友好都市中学生卓球大会が北京で開催される予定です。文化交流に関しては、9月中旬、中日アニメ文化産業発展フォーラムが北京で行われ、11月末には、中国中央バレエ団が東京で公演します。ほかにも、中国映画祭や中国語作文・スピーチコンテストなど、盛りだくさんのイベントが1年を通して開催される予定です。

 中国の温家宝首相は国民交流友好年の開幕式にこんなメッセージを寄せました。「中日友好の基礎は民間にあります。中日関係の未来は、両国国民が手を携えて創るものです」 国民交流友好年のイベントは、まさに両国国民が相互理解と友情を深めるために手を携えて行う事業です。イベントを通して、中国と日本の友好関係はさらに前へ進むものと期待されます。

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