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40年を振り返って――政治編

2012-07-11 17:10:49     cri    

 今年は中国と日本の国交正常化40周年にあたります。40年前の1972年9月、日本の田中角栄首相が、大平正芳外相らを率いて中国を訪問しました。そして、中日両国政府は共同声明を発表し、国交の正常化を宣言しました。

 その後40年、多少の波風はあったものの、中日関係は一連の政治文書を基礎に大きく発展すると同時に、両国の国民に確実に利益をもたらし、地域の平和と発展に寄与してきました。中日国交正常化40周年記念クイズ番組、「40年を振り返って」、第1回は「政治編」。この40年の政治の動きを振り返った次の文章から出題されます。

 1972年9月25日、日本の田中角栄首相が訪中。29日には、中日両国政府は「中日共同声明」を発表し、中国と日本の間の正常でない状態を終わらせ、正式に外交関係を樹立すると宣言しました。中日国交正常化によって、両国の敵対の歴史が終わり、中日友好の新たなページが開かれました。

 1978年8月、両国は「中日平和友好条約」に調印。10月には、中国の鄧小平元副首相が訪日し、日本政府と批准書を交換して条約が正式に発効しました。

 1992年10月、中日国交正常化20周年を迎え、日本の天皇陛下と美智子皇后が中国を訪問。日本の天皇の初めての訪中でした。

 1998年11月、中国の江沢民国家主席が日本を訪問。これは、中国の国家元首の初めての日本訪問でした。中日双方は『平和と発展のための友好協力パートナーシップの構築に関する中日共同宣言』に調印。これは「中日共同声明」「中日平和友好条約」に続いて、両国の関係発展を導く3つ目の重要な政治文書となりました。

 2001年、日本の首相に小泉純一郎氏が就任。任期中、第2次世界大戦のA級戦犯が祀られている靖国神社の参拝を繰り返したことにより、中日両国の首脳の相互訪問が中断し、中日関係は行き詰まりました。

 

 2006年10月、日本の安倍晋三首相が訪中。両国の指導者は、両国関係の改善と強化について新たな共通認識に達しました。安倍首相の訪中は「氷を砕く」旅とも呼ばれ、中日関係の行き詰まりの打開を意味しました。

 2007年4月、中国の温家宝首相が日本を訪問。両国は、「共通の戦略的利益に立脚した互恵関係」の構築に努力することで一致しました。「氷を溶かす」旅とも呼ばれた温首相の訪日により、中日関係は新たな道を切り開き、中日関係の将来に対する人々の確信を強めました。

 2007年12月、日本の福田康夫首相が訪中。「迎春の旅」とも呼ばれたこの訪問で、両国は戦略的互恵関係の強化を確認しました。

 2008年5月、中国の胡錦涛国家主席が日本を訪問。中国の国家元首の10年ぶりの訪日となり、「暖春の旅」とも呼ばれました。訪問中、中日両国の4つ目の政治文書とされる「戦略的互恵関係の包括的推進に関する中日共同声明」を発表。声明では、「互いに協力パートナーであり、互いに脅威とならない」「互いの平和的な発展を支持する」ことを表明しました。

 2011年12月、日本の野田佳彦首相が中国を訪問。民主党が与党になってから、日本の首相の初めての訪中となりました。

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