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第2回世界仏教フォーラム-無錫市

2012-04-25 11:30:00     cri    

 2009年3月28日から4月1日まで、中国仏教協会、国際仏光会、香港仏教連合会、中華宗教文化交流協会が共同主催した江蘇省無錫市フォーラム組織委員会、国際仏光会中華総会による「第2回世界仏教フォーラム」は無錫市で開幕し、台北市で閉幕しました。これは、両岸が初めて民間形式で共同主催した大型の国際宗教フォーラムであり、2006年、第1回の世界仏教フォーラム以来、中国で行われ、世界の注目を集めた世界仏教盛会でもありました。世界50の国家と地域からの高僧大徳、著名な仏教学者、政界の要人、社会各界人など合わせて約1700人が一里塚的な意義を持つ行事に参加しました。

 第2回世界仏教フォーラムの最大のハイライトは、両岸が共同でフォーラムを主催することで、両岸関係が平和的に発展していくということです。中国国民党の呉伯雄主席は、閉幕式で、「両岸が対立関係から調和がとれ、平和な関係に変わったことは容易ではないことである。両岸は紛争を棚上げし、違いは違いとして尊重しながら共通点を探るべきだ。共通点を多くすれば、紛争の解決の可能性が高くなる」と指摘しました。

 今回のフォーラムでは、「第2回世界仏教フォーラム宣言」で、「同心にすれば、調和のとれる。相互尊重すれば、平和になる」と強調しました。また、宣言では「仏教はインドから始まったが、五大陸に広く伝わっている。仏教は21世紀において世界の光となっている。今の世界の紛争は、実は相互対立と損得勘定によって起きた。仏教の『慈悲、平和』の精神を宣揚するだけで、調和のとれた社会をつくり、世界の平和を促進することができる」ということが明らかになりました。

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