北京は春です。気温が一気に暖かくなったと思ったら、放送局の庭にある長野の桜も一気に花を咲かせました。4月初めには、まだ開花する気配もなかったのに、先週の月曜日に出勤すると、ピンク色の霞を綻ばせました。
やや残念だったのは、先週のお天気。真っ青な青空を見せた日もありましたが、どんよりとした曇り空だったり、強風が吹いたりして、それはそれは忙しかったです。お陰で、1週間もしないうちに桜は散って葉桜になってしまいました。もう少し余韻に浸りたかったのにと残念に思った人も多いようです。とは言いながら、今年も幻想的な春景色を見せてくれた桜の木々、どうもありがとう!
さて、春たけなわの北京からお送りする今週の「経済直行便」。キーワードは不動産です。これまで、1年余りにわたって、不動産バブル抑制政策が続いている中国では、先月末、とうとう破産届けを出した不動産会社が現れました。果たして、これは個別に発生した事例か、それともドミノ倒しの始まりなのか、議論が分かれています。
一方、14億人の市場の将来性を見込んで、日本で蓄積されたノウハウをひっさげて、中国でビジネス展開を始めた日本の会社があります。住宅・不動産ポータルサイトの「HOME'S」社です。目下の目標は? そして、ゆくゆくの狙いは?先週、北京で行なわれた中国語サイト「戸博士」のグランドオープンの発表会で取材しました。(王小燕)
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