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核安全保障サミットの背景資料

2012-03-23 19:34:47     cri    

第1回核安全保障サミットに出席した各国の首脳

 第1回核安全保障サミットは2010年4月12日と13日の2日間にわたってアメリカのワシントンで行なわれ、核テロリズム及び各国と国際社会の対策について話し合いました。このサミットは、重要な多国間の国際会議として世界に注目され、40カ国以上の首脳や代表、及び国連、国際原子力機関、欧州連合などの組織の責任者らが出席しました。

 アメリカ国務省の声明によりますと、オバマ大統領の提案により開催された核安全保障サミットの唯一のテーマは、「国際協力を強化して核テロリズムに応対する」となっています。アメリカ政府はこのサミットを通じて、核テロリズムに対するコンセンサスを形成し、核燃料の安全を保障する効果的な手段を模索すると共に、核燃料の密輸を防止することに期待を寄せています。

 4月13日、第1回核安全保障サミットはワシントンで閉幕しました。このサミットでは、改正された「核物質防護条約」や「核テロリズム防止国際条約」など、国際的な核安全保障条約の目標が世界の核安全保障体系の実質的要素として定められました。

 また、「核テロリズム防止国際条約」を核テロリズムに対応するための法的拘束力を持つ多国間条約として、その重要性を確認したほか、「核物質防護条約」を平和目的のために使われる核材料の実物保護問題をめぐって法的拘束力のある唯一の多国間条約として、その重要性を確認すると共に、世界の安全性を高める上での2005年の改正案の価値を認めました。

 第2回ソウル核安全保障サミットは2012年3月下旬に開催されます。

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