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政府活動報告概要(四)

2012-03-05 10:55:26     cri    
(三)社会的事業を大きく発展させて、経済・社会のバランスの取れた発展を促進した。各級の政府は科学技術、教育、文化、医療衛生、スポーツ事業への投入を大きく増やし、これらの分野に振り向けた全国(中央と地方)の財政支出総額が二兆八二〇〇億元となった。

 科学技術のイノベーション能力を持続的に向上させた。基礎研究と先端技術の研究を強化した。国家科学技術重要特別プロジェクトを実施する中で、一部のカギとなるコア技術の研究開発における難関を突破し、これにより重要製品と装置製造分野における多くの空白を埋めた。天宮一号ターゲット機と神舟八号宇宙船が相前後して成功裏に打ち上げられた上、順調にドッキングを実現した。

 教育の公平を着実に推進した。教育改革・発展計画要綱を深く貫徹し、実施した。二十五年にわたる弛まぬ努力により、「教育分野における二つの基本任務」(九年制義務教育の基本的普及と青・壮年非識字者の基本的一掃)の目標を全面的に達成した。三〇〇〇万人余りに上る農村の寄宿生の費用が免除され、そのうち、中・西部地区における困窮家庭の生徒一二二八万人がさらに生活補助金を受給した。困窮家庭の生徒向けの学資援助体系が整えられた。農民工に随伴して都市部に移ってきた子供たちが現地で義務教育を受けるという問題が一応解決された。「就学前教育三ヵ年行動計画」の実施を推し進めたことで、幼児の入園率が高まった。職業教育の発展に力を入れた。小・中・高校においては教員の養成・研修を強化し、教員職務制度改革のモデル事業を拡充させることによって、教師陣全般の資質を高めた。学費免除型の第一期師範大学卒業生全員が小・中・高校の教員となり、そのうちの九割以上が中・西部地区で勤務している。

 文化建設を大いに強化した。中央財政は文化利民プロジェクトへの支援の度合いを大きくすると同時に、各地方も公益的文化事業への投入を著しく増やした。公共文化施設の無料開放の対象枠が拡大され、そのサービスの中身も次第に充実された。文化体制の改革は引き続き推進され、文化産業は急速な発展を遂げた。文化財保護、無形文化財の保護と継承には重要な進展が見られた。大衆的スポーツ施設の整備が大いに強化され、全国民の健康増進活動が盛んに展開されるとともに、スポーツ事業は新たな成果を収めた。

 医薬・医療衛生事業の改革と発展を積極的かつ着実に推進した。基本医療保険の適用対象枠が引き続き拡大され、都市・農村住民の保険加入者数は一三億人に達し、全国民医療保険システムがほぼ確立した。医療保険政策の枠内における入院費用の公費負担率が引き上げられ、医療保障に指定された重大疾患の対象枠がいっそう広がった。各級政府の財政による都市部住民医療保険と新しいタイプの農村合作医療制度への補助金基準額が年間一人当たり一二〇元から二〇〇元までに増えた。国家基本医薬品制度は末端部におけるすべての政府管掌の医療衛生機関で実施され、基本医薬品の安全性が向上したほか、価格も下がった。公立病院の改革のモデル事業が秩序よく行われた。末端部の医療衛生サービス体系が一応構築され、基本的公衆衛生におけるサービスの均等化が新たな進展を見せている。

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