黄龍寺――四川省松潘の北部にあります。夏朝の禹(中国古代の伝説的な帝、夏朝の創始者)が治水するとき、黄龍が禹を助けたと伝えられ、後世の人がこれによって寺を建て祀りました。この寺の周りは樹木が繁茂し、寺の間に様々な池があり、いろんな色が混ざって美しく、通称は「五彩池」と呼ばれています。
龍潭――広西省靖西の東北部に位置しています。潭の水は鏡のようで、人の姿を明らかに映れるほどに透き通しています。沿岸には樹木が繁茂し、景色が美しく、観光客が多く訪れます。
黒龍洞――河北省邯鄲市南郊外にあります。黒い龍が洞窟に潜んでいると言われています。洞窟の上には「黒龍廟」という寺院があり、洞窟の下には深い湖があります。ごうごうという龍の鳴き声のような音をたて勢い良く泉が湧いているので、昔からここは「龍の泉」と言われています。
雲龍山――江蘇省徐州市南郊外にあります。標高は130メートルを越え、くねくねと約3000メートルも続く様子はまるで龍が横になっているようです。この山にはよく雲が出るので、「雲龍山」と呼ばれています。
九龍壁――山西省大同市ある「九龍壁」は、明代の洪武25年に建造されたものです。幅45.5メートル、高さ8メートル、厚さは2.02メートルで壁の前に池があり、壁の龍が水に映り、いきいきした表情をみせています。
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