ゲスト:
山梨県甲府市 神宮寺敬さん・綾子さんご夫妻
岐阜県美濃加茂市 岩田博さん
VS.元お便り返信組 李健一さん
お三方とも1950年代から放送を聞き始め、半世紀以上経った現在も毎日ダイヤルを合わせてくださっているリスナーです。
今年91歳の神宮寺敬さんは、旧日本軍の通信兵として中国で戦い、1945年、上海で敗戦を迎えてから、初めて「実は侵略戦争だった」と気づきました。戦争の残酷さは「言葉では説明できるものではない」と思い、「家族を含めて、誰に言わなかった」。その代わり、「人と人は仲良く付き合わなければいけない」と、60年あまり日中友好運動に身を投じてきました。1985年から、北京放送アナウンサーの日本研修を受け入れ、現在も続いています。
岩田さんは戦後、組合運動やうたごえ運動で北京放送のことを知り、以来、放送を聴き続けてきました。北京放送から送られてきたべリカードや切り紙など、「家の宝」としてすべて綺麗に整理しています。今年、70周年記念の番組制作にあたり、岩田さんの保管していた資料は、日本語部スタッフに大変参考になりました。
後半は、北京放送で40年近くお便り返信係りとして働いた李健一さんが、ご自身が体験したリスナーとの交流物語を聞かせてくれました。
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