入社して11年目を迎えました。新人として最初に紅白に参加した際に歌った曲は「ちび丸子ちゃん」のエンディング「おどるポンポコリン」でした。人生には十年っていくつあるのでしょうか？二十年代をすべて日本向けラジオ放送にささげました。これは私にとって大変光栄なことなのです。大学を卒業してすぐ放送局に入社し、ずっと夢に見た仕事に従事したなんて、うらやましい人も多いでしょう。十年が過ぎても、この仕事への情熱は少しも揺らいでいないばかりか、むしろますます深くなり、より大きな責任感を感じています。十年は終わりでもありますが、スタートでもあります。これからの十年、私の三十年代がどのように書かれるのかしら？楽しみにしています。

　王穎穎、1980年生まれ、2001年入局。南京大学日本語科修士、伝媒大学コミュニケーション学、国際コミュニケーション学科院生。「ミュージック・ステーション」、「ミュージック・エアライン」、「中国の旅」、「スポーツ中国」、「エンタメサンデー」などを担当。2005年－2007年、特派員として当局支局に赴任。現在、「経済直行便」と「ヘルシー中国」を担当。