日本では、いくつかのキー局があって、各地方のテレビ局がキー局の傘下にありますが、チャンネルは中国ほど多くないようですね。中国大陸部では、34の国内衛星テレビの総合チャンネルがあるほか、各省や市、県までのテレビ局もありますから、一般家庭で見られるチャンネルは100以上もあります。選択が多すぎて、何を見たらいいのか、本当に迷います。時には、いくつかのチャンネルが同時に同じドラマを放送したりすることもあります。

　日本のドラマはテレビ局が主導的に制作していますが、こちら中国では、ドラマは制作会社が作ってテレビ局に売って放送するのが一般的なんですね。ですから、毎日２話以続けてオンエアされますし、時には４話をいっきに放送することもありますね。ですから一旦見出すと、なかなかテレビの前から離れられません。ボリュームたっぷりです。ドラマのほかに、エンタメ番組も沢山放送されています。バラエティ番組はもちろん、オーディションやトークショー、最近、お見合い番組もかなりの人気を呼んでいます。

　マンゴチャンネルのバラエティ番組や、オーディション番組、そして、江蘇テレビのお見合い番組は特に人気が高いようです。マンゴチャンネルは湖南テレビの愛称です。湖南テレビのロゴが果物の「マンゴ」の形に似ているので、視聴者から「マンゴチャンネル」と呼ばれているんです。若者に大人気ですね。視聴率も高いです。しかし、来年から、中国のエンタメ番組は大きく変化します。「チャイナライフ」、今日は中国のエンタメ番組にスポットを当ててご紹介します。ぜひ最後までお聞きください。（エーリン）