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音が記憶する歴史―中国国際放送局開局70周年クイズ(三)

2011-06-10 09:10:06     cri    

故郷の音 我が愛

 お隣の国の皆さんも、また遠く離れた国の皆さんも、中国国際放送局を通じて、皆さんの国の言葉で中国の最新情報をお聴き戴けます。

 今日のクイズ:

 1.中国国際放送局は現在いくつの言語で放送されているでしょうか?

 2.国際オンラインネットサイトは何年に創られたでしょうか?

 中国国際放送局は全世界で使われている英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語だけでなく、特定の国や民族でしか使われていないバングラデシュ語、パシュトウ語、シンハラ語、スワヒリ語などの専門チャンネルとネットサイトも持っています。また全部で61種類の言語で放送を行うと共に、各国の文化にも深く関心を持っています。

 中国国際放送局のバングラデシュ語放送は40年の歴史を持ち、この間、一度も放送が途絶えたことは有りません。私達の放送と共に歩んで来て下さったリスナーの皆さんが沢山いらっしゃいます。そして長年の歩みの中で結ばれたアナウンサーとリスナーの友情はとても深いものです。バングラデシュ語のアナウンサーとして生涯を捧げた石景武さんは「中国から現地の言葉で放送をすることは、バングラディシュの人々とその文化を最大限尊重することです」と話しました。

 バングラデシュは小さいながらも多くの人口を抱える国です。

 今まで多くの中国人が現地の言葉を学び、またその言葉で放送を行っていることで中国がどの国に対しても尊敬の念を持っていることをバングラディシュの人々は知っています。

 リスナーからのお便りにも私達のそういった努力に感動したというメッセージがよく寄せられます。

 中国国際放送局の対外放送事業は時代のニーズと国際形勢の変化に伴い、ネットサイトの建設に力を注いできました。1998年、多言語のネットサイト「国際オンライン」を創立し、ネットサイト上で各国の言語でラジオ番組を聴ける様になりました。また各言語で様々な情報をご覧になれるようになりました。今日、国際オンラインは61種類の言語で展開され、世界で最も多い言語放送機構になりました。

 今、マルチメディアは多くの若者を惹きつけています。

 パシュトウ語はアフガニスタンで広く使用されている言語で、3千年あまりの歴史を持っています。中国国際放送のパシュトウ語放送は1973年からスタートし、2010年に、アフガニスタンの首都カブールと第二の都市カンダハルで同時に放送が始まりました。これはアフガニスタンの民衆が中国を知る新天地となりました。

 パシュトウ語部の席猛さんは「BBC、VOAなどの放送局と違い、中国際放送局は唯一、外国人が直接パシュトウ語を使って放送し、番組を制作するラジオ局です。アフガニスタンのリスナーにとって、これはとても珍しく、感動的です。」と話しました。

 「彼らは驚きました。まさか中国でパシュトウ語を話せる人がいて、ラジオ番組を放送しているなんて。放送時間は短いけれどとても興味深く、政府のメディアや、民衆たちも非常に重視しています。以前は受信環境が悪い中で苦労して聴いていましたが、今は周波数ができたので皆さんも大喜びです。」

 両国の文化交流を促すために、中国国際放送局のパシュトウ語部は世界初の「パシュトウ語・中国語辞書」を編さんしました。

 聖書の物語の中にこんなエピソードがあります。人類はかつて力を合わせて天に通じる塔を作ろうとしました。しかし神は人間の出すぎた行動を許さず、私達の言語をそれぞれ異なったものにし、お互い意思の疎通を図れなくしたのです。天の塔をつくることに失敗した人間はやがて各地に分散しました。

 中国国際放送局は、人類皆一つの理想を持った人たちの努力で、文化の多様性や平等性を尊重しながら、世界の隅々までその声を届けてきました。本来人類は元ひとつ、一度も離れたことは無いのです。

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