・地理位置：

　チベット自治区は平均標高4000メートルのチベット高原に位置し、南はヒマラヤ山脈に囲まれ、インド、ネパール、ブータン、ミャンマーなどの国々と国境を接し、北西部は新疆ウィグル自治区、北東部は青海省、東は四川省、東南部は雲南省と隣接しています。

　・人口：

　2006年末までに、チベット総人口は281万人に達しました。人口出生率は17.4％、死亡率は5.7％、自然増長率は11.7％となっています。人口密度は1平方キロメートルあたり2．21人で、殆ど東南部に集中しています。平均寿命は1951年の平和解放時の35.5歳から現在の67歳となりました。

　・面積：

　120余万平方キロメートル

　・気候：

　年間平均気温8度

　・民族：

　チベット族は殆どで、このほか漢族、ホイ族、メンパ族、ロッバ族などの民族も居住しています。

　観光スポット：ユニークな地形が育った雪国の絶景

　チベットには独特の雪景色があり、風光明媚な南国風情もあります。こうした大自然とうまく融合した人文景観は訪れる観光客達にチベットの魅力を感じさせます。今も多くのチベット族の風俗習慣は都会人のそれと違っています。その差異があるからこそ、チベットを訪れ、自分の目でチベットを確かめる価値があるのではないかと人々は思っています。

　チベットは1965年9月1日に自治区の一つとなりました。チベット自治区は中国の青海チベット高原の南西部に位置し、北部は新疆ウイグル自治区と青海省、東南部は雲南省と隣接しています。南部と西部はブータン、ネパール、ミャンマー、インドなどの国々と国境を接し、国境線の長さは4000キロを超えています。面積は122万平方キロメートルで、中国全土面積の約12.8％を占めています。