会員登録

「江西省の魅力を知ろう」その六 総括篇

2011-02-24 08:01:41     cri    

美しい江西省、魅力溢れる江西省























autostart="true"


















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/6damei.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"













width="300"



height="44">

 中国最大の淡水湖といえば、1300年前、中国の唐の時代の詩人、王勃が有名な詩歌「滕王閣序」の中で、この湖の美しさを賞賛しています。以来、この湖の名前は中国では知らない人がいないほど有名になりました。そして同時に、詩人の王勃がこの詩歌を書いた場所、滕王閣という建物も同じように有名になり、江南地域で最も知られる3つの建物の1つとなっています。

 長江中流と下流地域にある江西省の鄱陽湖は中国で最大の淡水湖です。毎年25万羽を超える渡り鳥がここにやってきて冬を過ごします。ここにやってくる白鶴の数は世界一だと言われています。数十万羽の渡り鳥が憩う姿は壮観です。今日でも鄱陽湖のほとりに来れば、私たちは1000年前の唐の時代の詩人、王勃が詩の中に描いた美しい湖の景色をそのまま見ることができます。鄱陽湖の美しさについて、江西省観光局の王暁峰局長は次のように紹介してくれました。

   

 「江西省の観光の特徴といえば、それは美しいという一言に尽きます。先ずは江西省には鄱陽湖があり、これは非常に美しい湖です。世界の湖連盟に加入した中国で唯一の湖です。毎年数十万羽の渡り鳥がここに飛んできます。その様子は壮大で、圧倒されますよ。」

 江西省の観光業について、王局長は2つのキーワードを挙げて説明してくれました。1つは、鄱陽湖に代表される自然の美しさです。もう1つは江西省の長い歴史と豊かな文化です。

 王局長の話です。「中国を理解しようとするならば、先ずは江西省のことを理解しておいたほうがいいでしょう。1700年前に江西省の景徳鎮という場所に陶磁器の文化が生まれました。景徳鎮の陶磁器は古くから国内外に知られています。景徳鎮は中国の代名詞となりました。中国の英語の名前、CHINAは陶磁器の意味もあります。そしてさらにすごいのは古代だけではなく、現在の景徳鎮の製品と景徳鎮の陶磁器文化も中国ないし世界に影響を与えているということです」

 実は新中国の歴史も江西省と密接にかかわっています。これについて、王局長は次のように説明してくれました。

 「新中国の最初の政権は江西省の瑞金という場所に誕生しました。それから最初の革命の拠点は江西省の井岡山にありました。軍隊は江西省の南昌で発足しました。このように中国の近代史を理解したいなら、江西省の歴史、文化、江西省と新中国の関係を知らなければなりません」

 江西省は中国の東南部にあり、長江中流と下流の南にあります。紀元733年、当時の皇帝、唐玄宗がここに江南西道という行政機関を設置しました。これが現在、江西省と呼ばれる所以です。古代から江西省は物も豊富で、優秀な人材も輩出している文化レベルが高い場所です。江西省の観光資源について、この省の朱虹副省長は、次のように紹介してくれました。

 「江西省の観光資源は数多くあり、全国のランキングでも上位にあります。先ずは有名な山が4つあります。廬山、井岡山、三清山、龍虎山です。一部は世界文化遺産に、一部は世界自然遺産に登録されています。また、中国が誇る一つの湖があります。それは全国最大の淡水湖、鄱陽湖です。規模の大きいものばかりではありません。誰もが訪れたいと思う村があります。中国で一番美しい農村、婺源です。そして建築では、一つの楼閣があります。1000年の歴史のある藤王閣です。世界で最も知られ、そして中国文化を有する場所として一つの町があります。1000年の歴史をもつ陶磁器の都、景徳鎮です」

 朱虹副省長の紹介にあった通り、江西省は世界遺産が4つ、国が指定した重点景勝地が11ヵ所、国家レベルの森林公園が36ヵ所、国が指定した歴史文化都市が3つ、国の重点文化財保護部門が52点もあります。そのほか、省内の各レベルの観光スポットを挙げれば、2400ヵ所にも上ります。九江という地域は、有名な山、川、湖が集中している場所であり、江西省の観光地の代表となっています。これについて、九江市観光局の杜少華局長のお話です。

 「名山といえば、廬山でしょう。有名な川といえば長江で、そして有名な湖といえば鄱陽湖です。この3つの場所は全て世界でも名が知られている場所です。山、川、湖が一つの場所に集まっているのは、中国でも珍しいですよ。世界でもこのような場所は非常に少ないでしょう」

     

 九江市は江西省のほかの都市と同じように、自然景観がたくさんあるほか、古代から伝わる様々な物語があります。例えば、中国の小中学校の国語の教科書に載っている唐の時代の詩人、白居易の「琵琶行」、李白の「廬山の瀑布を望む」などの詩歌は九江の山と水を背景に作られた名作です。

 江西省にはいろいろな観光地がありますが、では、わたしたち観光客はいったいどんな観光コースを選んだらいいのでしょうか。江西省観光局の王暁峰局長がお勧めのコースを教えてくれました。

 「先ずは、江西省の中心都市、南昌の観光をおすすめします。そして次は、廬山に向かいます。廬山には別荘が数千軒もあります。1920年代と30年代に中国へやってきた外国人たちがつくったものです。それからやはり景徳鎮へ行きましょう。ここでは中国の伝統的な陶磁器製作プロセスが見られ、最高レベルの職人と直接に話しをすることができます。旅の最後は、婺源でリラックスするのがいいです。ここには古代の建築物、古代の村が昔のまま保存されています。まさに人々が求めている桃源郷のような場所ですね。旅の疲れが癒されることでしょう。これで大体5日間から一週間ぐらいの観光となります。ちょっと長いかもしれませんが、江西省の美しい観光地はすべて訪れることができます。必ず満足していただけると思います」 (担当:任春生) 

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS