1995年以来、気候変動についてのの交渉が『京都議定書』をめぐり繰り広げられました。この過程では発展途上国と先進国の激しい戦いがありました。

　激烈な討論を経た結果、37の先進国は『京都議定書』で枠組の排出削減任務を負うことを承諾しなければなりませんでした。但し、『京都議定書』の中で発展途上国が排出削減任務を負うことは定めていません。

　これに対し、いくつかの発展途上国は政治誠意が欠乏し、既定の目標実現が緩慢になっています。例えば、2001年に第一任期に就任したばかりのアメリカのブッシュ大統領が、アメリカは『京都議定書』から脱退すると発表しました。