「京都議定書」の第1約束期(2008年~2012年)の期限になるまでに、各国は2009年に排出削減の枠組み作りを行うため、2007年12月にインドネシアのバリ島で開かれた国連気候変動枠組条約締結国会議に希望が寄せられました。
この大会で、各国は「京都議定書」の第1約束期終了後における世界の気候変動への対策について激しい議論を行い、交渉の舵取りを担うデブアさんが「ロードマップ」の壇上で涙を見せるという一幕もありました。
各国の議論を経て、「バリ・ロードマップ」が採択され、「条約」のもとで長期にわたって協力を行っている特設作業班との交渉と「京都議定書」の特設作業班との交渉の「ダブルトラック・アプローチ」交渉もスタートしました。
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