2009年11月30日に中国代表団がコペンハーゲンに到着してからの21日間にわたる交渉は苦戦を強いられ、どの交渉も容易に進みませんでした。会議期間中、交渉作業班が筋道を踏んで新議定書の文案作成を行っていた際、デンマークが自ら作成した「政治合意」草案が突然提出され、交渉は紛糾の度合いを深めました。発展途上国の反対により、デンマーク案は否決されました。
会議では「コペンハーゲン協定」が採択されました。これは法的な拘束力がありませんが、今後の交渉の基礎を築きました。しかし、会議で提起された5つの問題がまだ合意に達していません。1つ目は交渉の基本文書。2つ目は排出削減の目標。3つ目は「3つの『できる』(測量できる、報告できる、確認できる)」問題。4つ目は長期目標。5つ目は資金。これらの問題が29日に開催されたメキシコ・カンコン気候変動大会で解決できると期待されています。
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