日本でもそうだろうと思いますが、マイカーを買ってナンバーを申請する場合、ナンバーのデータバンクというようなシステムを使って、いくつかの中から気に入りのナンバーを選びますけど、北京の交通管理局は先週、4という数字のあるナンバーを全部削除することを確認しました。
中国語では、4という数字の発音は「死」と同じで、縁起が悪いので一般には嫌われる数字です。車を買ってナンバーを選ぶとき、4のあるナンバーを選ぶ人はほとんどいないので、それらのナンバーは溜まってしまいます。そうなると、選択肢がどんどん減ってきて、北京市交通管理局の関係者の話によると、普通は10個のナンバーから選ぶのですが、ここ数ヶ月、4のあるナンバーが10のうち6つにまでなってしまって、4が嫌いな人にとっては、もともと10ある選択肢が4つくらいに限られてしまいました。それで、消費者からよく苦情があったそうです。ですから、4のあるナンバーの削除は、民意に沿った措置だといわれています。
北京では、渋滞対策として、ナンバーによる通行制限が実施されており、例えば月曜日にはナンバーの末尾が1と5の車を通行禁止にして、市内を走る車の量をコントロールしています。しかし、これが4の日は、4のあるナンバーがもともと少ないので、あんまり効果がありません。今後、北京の交通事情を改善するには、さらなる措置が必要だと思われます。
さて、経済直行便、今日も情報満載でお伝えします。どうぞ最後までお付き合いください。
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