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ジャスミン茶の伝説

2010-10-18 16:10:14     cri    

  

 広西の東にある梧州を後にし、ジャスミン茶の産地で知られる横県に向かいました。南へ高速道路を走って4時間、道沿いに一面のジャスミン畑が広がってきました。

 実は、ジャスミンの花の原産地は中国ではなく、フィリピンです。それでは、ジャスミンの花はどのような経緯で中国に伝わり、北方地域で一番人気のジャスミン茶になったのでしょうか。いろいろある伝説の中の、こんなお話に心がひかれました。

 大昔、フィリピンのルソン島はジャスミンの花に覆われ、清々しい香りが満ち溢れる天国でした。しかし、島には、欲張りな農園主がいて、農民に惨い仕打ちをしていました。

  

 ある日、中国の福建省から明るく働き者の明という若者がやってきました。やがて、ジャスミンの花摘みをする、吉沙という美しい娘と恋に落ちてしました。吉沙は毎日のように明の寝床にジャスミンの花輪を置いて愛を示したものでした。

 こうした物語では、若者たちの純潔な恋を邪魔する者が必ず出てくるものです、それは農園主でした。嫉妬のあまり、農園主は明を酷使し、吉沙に会うことを許しませんでした。顔を合わすことができない二人が歌声で互いに慰め合っているのを知って、農園主は怒りを抑えきれず明を殴ったあと、海に捨てて死なせようとしました。

 しかし、二人の愛に感動したジャスミンの妖精が明を救い、ジャスミンの苗を与え、明の故郷の福建省に逃がしたのです。そうして、ジャスミンの花がまず福建省に根を下ろし、やがて中国各地に広がったということです。

 そんなわけで、ジャスミン茶の主要産地は、もともとはこの横県ではなく、福建省でした。しかし、何故ここ広西の横県に移ったのでしょうか。そんな疑問を抱きながら、横県入りしました。

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