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"幻の黒茶"六堡茶を求めて

2010-10-08 13:57:06     cri    

 中国茶の産地と言えば、皆さんは恐らくすぐにウーロン茶で知られる福建省、緑茶で有名な浙江省、プーアル茶の雲南省などを思い浮かべることでしょう。そうしたあまりにも有名な銘茶とは別に、お茶の旅の1回目は、一般にはあまり知られていないけど、実にいいものを発見した!という旅にすることにしました。

 そんな主旨をお茶の指導をお願いしている中国茶流通協会の柴奇彤先生に伝えたところ、勧められたのが広西チワン族自治区でした。広東省の西に隣接する広西、何故ここなのでしょうか。柴先生に質問してみると、「六堡茶」という生まれて初めて聞く言葉が返ってきました。ええ?どんなお茶なの?と聞くと、「プーアル茶と同じく黒茶だが、長い間主に東南アジアに輸出されていて、国内ではあまり知られていない。しかし、香港や広東省を含め、東南アジアではかなり人気の高いお茶だ」などなど、との答えでした。どんなお茶だろうねっと、とても好奇心がそそられました。

 また、「六堡茶」だけでなく、広西の横県は、中国のジャスミン茶の80%を加工している最大のジャスミン茶生産基地でもあるということ。ジャスミン茶は北京を初め、中国の北のほうではかなり人気のあるお茶ですが、そんな南の広西で作られているとは思いもよりませんでした。目の前に一面のジャスミン畑が見えてくるようで、心がうきうきしてきました。

 そんな六堡茶とジャスミン畑を想像しながら、広西チワン族自治区の旅に出かけました。

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