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地球への返還

2010-09-30 09:28:10     cri    

 2012年から2020年までの8年間は「嫦娥計画」(しょうがけいかく)第3段階です。この段階では、月面に軟着陸し、探査車による探査とサンプル採取を行い、これらサンプルを地球に持ち帰ることを目指しています。

 このうち、月面軟着陸機の開発と打上げと月面の探査は2015年までの前半期間では重要な内容です。有人月面着陸の実現と月探査情報ステーション設置に必要な月面の調査結果を提供するため、2015年から、小型帰還モジュール、サンプル採取機、月面掘削ドリルの開発が重点となっています。計画によりますと、2017年に月面軟着陸機を打ち上げ、月面のサンプルを地球に持ち帰る予定です。

 「嫦娥計画」は、国内の先端技術推進を目標として制定され実施されたものです。この計画を推進すると共に、地球外の天体での飛行、初の軟着陸、初のサンプルリターンを段取りを追って実現していきます。これらの実現は、中国の深宇宙の探査と観測、新型運搬ロケットの開発などの技術促進に重要な意義があり、通信技術と新エネルギーの開発や新材料の運用などの発展を推進することが出来ます。また、地球外の天体と深宇宙の短距離観測は、私たちの宇宙科学への認識を増やし、天文学及び宇宙物理学の研究に新たな場を提供し、関連基礎科学の研究成果を増やすことが出来ます。

 この計画の実施は中国の宇宙開発事業の新たな分野を切り開き、国力を強め、民族の団結促進にとってもプラスとなるものです。また、これからの宇宙と月の開発における中国の利益を守り、中国の先端技術の全面的な発展を促進できます。(万)

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