会員登録

美しき瀟湘 魅力的な永州ーー永州市委員会の張沢槐元副事務総長を取材

2010-09-16 16:23:15     cri    

 隋代以前、湖南永州は「零陵」と呼ばれていました。隋開皇九年(西暦紀元589年)に永州総管府が設立されました。永州で瀟水(しょうすい)と湘江(しょうこう)が合流するので、この2つの字をとり、永州は昔から「瀟湘」という美名を持っています。

 文化は都市の魂で、本当の魅力があります。永州が大いに称賛されているのは、長年にわたって積み重ねた文化があるからです。

 ――悠久の歴史。旧石器時代晩期から新石器時代前期まで、永州のではもう人間の営みがありました。考古学者は道県の玉蟾岩で1.2万年前の稲と1.4万年前の陶器のかけらを発見しました。玉蟾岩の発見は1997年の中国10大考古発見や20世紀中国重要考古発見100に数えられました。この重要な考古発見は、永州が中国で稲作農業や陶器制作を一番早く始めた地域で、世界の水稲原産地であったことを証明しています。

 ――きらびやかに輝く文化。永州は秦朝から、優れた人材が集まったところです。長期の発展の中で、文学、書道、哲学、碑刻、伝統劇などの分野で華やかな実を結んできました。

 ――多くの有名人。湖南永州は昔から優れた人材をたくさん輩出してきました。三国時代の呉国の将軍、零陵出身の黄蓋は秘策や火攻めを考え出し、赤壁で孫劉連合軍に曹操軍を大敗させ、不朽の功績を残しました。書道の世界では零陵生まれ、零陵で出家した唐代の狂草大師の懐素、道州生まれの清朝末期の書道大家の何紹基が中国書道史で重要な地位を占めています。

 その他の永州出身の文化人:

 古代文学:元結、柳宗元

 古代哲学:周敦頣

 古代碑刻:祁陽浯溪、江華陽華岩

 古代伝統劇:祁劇

 ――多種多様な自然風景。湖南永州では汚染されていないそのままの自然風景が見られ、九嶷山、陽明山、舜皇山などの有名な観光スポットもあります。(陳博)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS