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「銅官楽」を愛すーー銅陵市博物館張国茂館長を取材

2010-09-13 16:54:12     cri    

 張国茂館長は就職してから、ずっと青銅文化の研究を行い、前後に銅陵市文物管理所所長、銅陵市博物館館長に歴任し、青銅文化の研究や建設に取り組み続き、故郷銅陵での青銅文化建設を推進し、銅陵の「中国の銅の都市」の位置づけに全力をあげてきました。

 銅陵は安徽省の南部、長江下流の南岸に位置し、「中国の銅の都市」という美名を持っています。商周時代から、前人たちは鉱山を採掘し、青銅器を製作し、素晴らしい青銅文化を作り上げました。銅陵県内に古代の銅鉱遺跡は30以上あり、その広さは600平方キロメートルに達していました。青銅器の製造は商周時代から始まり、唐宋時代で最盛期を迎え、現在も続いています。遺跡の分布範囲、採掘・製錬規模や持続時間から見ても中国一と言わなければなりません。

 張国茂館長は「銅陵を愛している。銅陵は若くて古い。若いとは、銅陵市の歴史は50年ほどしか持っていない。古いとは、ここは中国青銅文化の発祥地の1つだ。3千年前に、昔の人はここで採掘・製錬を始め、そして、西漢時代の唯一の『銅官』、唐宋時代の『銅官場』と『利国監』などという朝廷管理下の銅鉱採掘管理部署もここ銅陵にあった。1949年、中国において最初に生産を再開した大型銅工業基地もここにあった。青銅で美しい銅陵市を作り出したと言えるでだろう」と感慨深げに語ってくれました。(陳博)

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