会員登録

      「経典北京」テーマ展 20世紀の中国美術が主題

2010-09-13 13:54:38     cri    

 テーマ展では、中国画、油絵、彫刻、版画、デッサンなど様々なジャンルの20世紀中国美術をメインに展示されます。国内の大学や研究機構との合同企画になるので、学術性に長けた展示となっています。社会各界との協力と協調を土台として、社会性とアート性の融合を目指します。

 主な展示内容は以下の5つのブロックからなっています。

 1)デッサンの土台:新中国画の革命?

 主催:中国現代アートアーカイブ•呉作人

 キュレーター:朱青生

 内容:20世紀の中国美術を代表する画家・呉作人(1908—1997)を具体的な例に、デッサンと中国画との関係を深く掘り下げて研究し、20世紀の中国画改革における思想の源と創作の背景を模索します。また、ユニークな「設問」として、足場を「現在」に据える多元的な思考と開放的な結論を提示しました。

    今回の呉作人出展作品は、一般初公開のものが多く、その芸術的価値のみならず、歴史文献的な価値もあることとして注目されています。

 2)写実をめぐる物語

 主催:中国芸術院中国油絵院

 キュレーター:彭玮

 内容:4人の著名な中国人油絵画家、靳尚誼、楊飛雲、陳丹青、朝戈の作品を展示します。ケーススタディとして、スケッチ、デッサン、色彩のデモ、油絵作品などを含む彼らの創作プロセスを陳列します。

 3)詩的な文――範曽作品展

 主催:中国嘉徳(Guardian)国際オークション有限公司

 内容:有名な現代画家範曽氏(1938年~)が1989年前後に創作した作品40点余りを展示します。「詩をもって魂とし、書をもって骨とする」という一貫したテーマを持ち、詩・書・絵となった範氏作品をゆっくり堪能していただけます。

 4)紙上に残された跡

 主催:中央美術学院造型学院版画学部

 キュレーター:李帆

 内容:徐氷、蘇新平、方力钧などの現代アーティストが紙を媒体に創作した作品を展示します。そのジャンルはデッサン、クロッキー、水彩画、ガッシュ、版画などに及んでいます。中国現代アートの豊富な想像力及びアーティストたちの多元的な実践を披露します。

 5)イノベーションの道へ――新中国第二&第三世代彫刻家作品展

 主催:ArtBeijing執行委員会

 キュレーター:米潔、邵菁菁

 内容:文慧中、王克慶、史美英、史超雄、司徒兆光、田世信など新中国の彫刻アートを代表するアーティストたちの作品展示コーナー。文献と原作の同時出展で新中国の彫刻史を振り返っていただきます。新中国の彫刻アートの開拓者である彼らはまた、新中国の彫刻教育の開拓者でもあります。彼らの芸術的貢献は広く認められており、その芸術精神もその後の世代に脈々と受け継がれています。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS