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玉樹救援、恩返しの旅

2010-05-11 11:42:06     cri    

 李清松さんは中国人民解放軍の予備役軍人で、2年前に起きた四川省のブン川地震の被災者です。李氏は青海省の玉樹地震の発生3日目に、医療救援チームに参加するため、上司に請願しました。そして、4月16日に、5人の同僚とともに、トラックに救済物質を載せ、救援の道を歩みはじめました。李氏は今回の救援の旅を「恩返しの旅」だと考えています。

 李清松さんは2008年5月12日に発生した四川省のブン川地震で建物の下敷きになり、紙を食べ、自分の尿を飲みながら、なんとか命をつないでいました。104時間後、救援にきた軍人に救助されました。その後、テレビで放映された地震の救助場面を目にするたび、徐々に「軍人になりたい。他の人を助けてあげたい」という気持ちが強まりました。そしてついに同年の11月に四川某予備役部隊に入ることにしました。李氏はインタビューを受けた際に、「軍人は廃墟の中から私を救出し、そして、故郷は全国からの支援で再建できた。恩返しとして、今回の玉樹地震による被災者に何かしなければならない。これも軍人としての職責だ」と述べました。

 李清松さんは多くの被災者を救助するため、酸欠と闘いながら、救援活動を行っていました。

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